単語連想帳タンゴレン
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プログラムの起動
起動方法
タンゴレンは以下の方法で起動出来ます。
ご注意:起動時に作業ディレクトリが存在しないと、フォルダを作成するか聞かれます。初回起動時は(事前に準備していない限り)必ず聞かれますから、メッセージに表示されている場所で問題なければ「はい」と答えて下さい。作業ディレクトリが無いとタンゴレンは起動出来ません。デフォルトの作業ディレクトリでは具合が悪い場合はtangoren.envファイルの編集が必要になります。
スタートメニューから起動
スタートメニューから「プログラム」 → 「単語連想帳タンゴレン1.0」 → 「単語連想帳タンゴレン1.0」を選択します。
単語帳を読み込んでいない状態でメイン画面が開きます。
デスクトップのショートカットアイコンから起動
インストール時にデスクトップに作成されるショートカットアイコン()をダブルクリックします。
ショートカットのプロパティを編集することで、起動時オプションや起動時の作業フォルダを指定出来ます。
単語帳ファイルをダブルクリック
explorer 等で単語帳ファイル(拡張子は「.TGd」)をダブルクリックします。
この方法で起動された時は、単語帳を読み込んで最初のページを表示します。
コマンドプロンプトから起動(EXE単体起動)
コマンドプロンプト画面を開いて Tangoren.exe を起動することも出来ます。
この方法では起動時オプションを自由に指定出来ます。
コマンドプロンプトから起動(startコマンド)
コマンドプロンプト画面を開いて “start 単語帳ファイル名” と入力すれば、ファイル名をダブルクリックした時と同様にタンゴレンが起動します。
起動時オプション
タンゴレンには下記の起動時オプションが用意されています。
- -input 単語帳ファイル名
- -in 単語帳ファイル名
- 起動と同時に開く単語帳ファイルを指定します。
- -inifile 初期設定ファイル名
- -ini 初期設定ファイル名
- 初期設定ファイル(INIファイル)を指定します。
- -wdir 作業ディレクトリ
- 作業ディレクトリを指定します。
初期設定ファイルからの指定より優先します。
- -LoggingFlag フラグ値
- -LogFlag フラグ値
- -LF フラグ値
- ロギングフラグ(障害解析用)を指定します。
初期設定ファイルからの指定より優先します。
(フラグの指定方法と指定できる値の詳細についてはパラメータ設定ダイアログ:「ログ設定」タブのパラメータを参照して下さい。)
初期設定ファイルについて
タンゴレンには下記の四つの初期設定ファイルがあります。
- tangoren.env
- プログラムの実行環境を記載したファイル。
プログラムによっては変更されません。
このファイルは主に作業ディレクトリを指定するために用いられます。
インストール時にタンゴレンの実行ファイルと同じ場所に生成されます。
- tangoren0.prm
- プログラムによって変更されない(デフォルト値等を記述した)パラメータ設定ファイル。
インストール時にタンゴレンの実行ファイルと同じ場所に生成されます。
- tangoren.prm
- プログラムが次回起動時に備えて保存する最新のパラメータ設定。
インストール時には存在せず、ユーザーのドキュメントフォルダに作成されるタンゴレンの作業ディレクトリに作成されます。
- (作業ディレクトリ内の)tangoren.ini(又は起動時オプションで指定されたファイル名)
- ユーザーが作成した初期設定ファイル。
このファイルはユーザーが作成するまでは存在しません。
(作成する場合はtangoren.prm を元にするのがよいでしょう。)
- 注意
- このファイルが存在する場合、プログラム実行中にパラメータ設定画面で変更した項目の値が次回起動時に反映しないことがあります。
プログラム起動時には上から順番に読み込まれます。
tangoren.env 以外の三つの設定ファイルの書式は同じです。
同じ設定項目があれば後から読まれたもので上書きされます。
作業ディレクトリについて
作業ディレクトリは下記のように用いられます。
- タンゴレンが管理する初期設定ファイル(tangoren.prm)の置き場所
- ユーザーの作成した初期設定ファイル(tangoren.ini)の置き場所
- 障害解析用ログファイル(日別に作成。拡張は「.LOG」)の出力先。
- 単語帳ファイルのバックアップ先を相対パスで指定された場合の起点
(バックアップ先の相対パスの起点はバックアップ対象の単語帳ファイルのあるフォルダを基準にすることも出来ます)
タンゴレンの作業ディレクトリは任意の場所を設定出来るようになっていますが、インストーラーでは下記の場所に固定されています。
- ユーザーの“マイ ドキュメント”(XP) 又は “ドキュメント”(Vista 又は 7) フォルダの下の "AttoCraft\Tangoren" フォルダ。
(初回起動時にフォルダを作成するか聞かれますので、「はい」と答えて下さい。)
作業ディレクトリは tangoren.env ファイルを編集することで変更出来ます。
tangoren.env ファイルでは下記の方法で作業ディレクトリを指定出来るようになっています。
- ユーザーの“マイ ドキュメント”フォルダを基準とした相対パス指定
tangoren.envファイルの一行目に相対パス文字列を記述し、
二行目は“home”とします。
- 起動時のカレントディレクトリを基準とした相対パス指定
tangoren.envファイルの一行目に相対パス文字列を記述し、
二行目は“cur”とします。
- 絶対パスによる指定
tangoren.envファイルの一行目に絶対パス文字列を記述し、
二行目は“abs”とします。
ショートカットアイコンについて
ショートカットアイコンを作成すればタンゴレンの起動時オプションを指定する事が出来ます。
ショートカットは下記のいずれかの方法で作成出来ます。
- インストール時にデスクトップに作成されるショートカットアイコン()をコピーする。
- インストールされたタンゴレン本体プログラム(Tangoren.exe)をエクスプローラーで右クリックし、「ショートカットを作成」する。
ウィンドウ配置や色等の保存と復元について
ウィンドウ配置、配色、フォント設定などは下記のタイミングで保存されます。
- プログラム終了時
- プログラム終了時の状態は常に保存され、「前回保存」の設定名で参照出来ます。
- 単語帳クローズ時
- パラメータ設定ダイアログの「全般」タブ中の
- 『SavePlacementInFile: 単語帳内にウィンドウ配置を保存する』
- 『SaveColorSettingInFile: 単語帳内に色設定を保存する』
- 『SaveFontSettingInFile: 単語帳内にフォント設定を保存する』
- 『SaveSearchSettingInFile: 単語帳内に検索設定を保存する』
- 『SaveAutoFeedSettingInFile: 単語帳内に自動送り設定を保存する』
の各設定に従い、それぞれの情報を単語帳内に保存します。(デフォルトは全てオフです)
ウィンドウ配置、配色、フォント設定などは下記のタイミングで復元されます。
- プログラム起動時
- パラメータ設定ダイアログの「全般」タブ中の
- 『RestoreLastWindowCondition: 前回終了時のウィンドウの状態(色/フォント/サイズ/位置)を復元する』
が「はい」の場合、「前回保存」の設定名で保存されている内容を復元します。
- 単語帳オープン時
- パラメータ設定ダイアログの「全般」タブ中の
- 『UsePlacementInFile: 単語帳内に保存されたウィンドウ配置を復元する』
- 『UseColorSettingInFile: 単語帳内に保存された色設定を復元する』
- 『UseFontSettingInFile: 単語帳内に保存されたフォント設定を復元する』
- 『UseSearchSettingInFile: 単語帳内に保存された検索設定を復元する』
- 『UseAutoFeedSettingInFile: 単語帳内に保存された自動送り設定を復元する』
の各設定に従い、それぞれの情報を単語帳から読み出して復元します。(デフォルトは全てオフです)
複数起動について
特に禁止していないのでタンゴレンは同時に幾つも起動することが出来ますが、完全に対応している訳ではないので複数起動する場合には下記の点にご注意下さい。
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