WideStudio Programming (4)
~ドラッグアンドドロップ

ドラッグアンドドロップはWindowsを使っているユーザーにはお馴染みの機能です。タンゴレンでも、単語帳ファイルをドラッグしてメイン画面にドロップすれば、単語帳が開くようになっています。

が、この機能の実装にはWideStudio/MWTは使われていません。ドラッグアンドドロップがMWTでは(まだ)サポートされていないからですが、実装が遅れているのは、MWTでサポートするとなるとWindows以外のプラットフォームでも同じ様に使えるようにする必要があるから、らしいです。

タンゴレンは取り敢えずWindows向けと割り切っていますから、D&Dくらいは出来ないと格好悪いです。なので、ここはWindows APIを直接呼ぶことにしました。

Windows APIを呼び出してD&Dを実現するためには、

1) メインウィンドウでWM_DROPFILES通知を貰うように登録する。
2) メインウィンドウのメッセージループに介入してWM_DROPFILESメッセージを処理する。

の二つの処理を実装する必要があります。

それぞれの処理自体はどうということはありませんが、WideStudio/MWTのフレームワークの下でそれを実行するためのお膳立ては少々面倒かも知れません。
(続く)