WideStudio Programming (3)~画面の作り方

文字コード関係の記事が先になりましたが、ここからはWideStudio/MWTによる作り方について、タンゴレンで採った手法を例にして書いていきます。

まず最初に、いわゆるGUI開発環境としてWideStudioに付属しているプログラムですが、あれはかなり小規模なプログラムの作成に使われることだけを考えて作られているのだと思われます。生成されるすべての関数や変数がグローバル名前空間で定義されてextern参照されるというコード生成のやり方を見ても、あくまでお試し用だろうと思います。

さりながら、WideStudioで何が出来るのかちょっと使ってみる、新しい部品を試してみる、開発の立ち上げ時にひな形となるプロジェクトファイルを出力させる、画面を作る時に部品の配置を決めてウィンドウ初期化までのソースコードを出力させる、等々、それなりに役には立ちます。

タンゴレンの開発では(ありがちですが)トップレベルウィンドウ(又はダイアログ)単位でクラスを作成する手法を使っています。その際、大雑把な画面の配置決めやメンバ関数のひな形を出力させるのに、GUI開発環境を使っています。

(続く)