タンゴレンの三つの基本画面(メイン画面と情報ウィンドウ画面と検索パネル画面)は、三つともWSCmainWindowです。その他の補助的なダイアログ画面も多くはWSCmainWindowで作られています。モーダルな動作になる小さな画面にはWSCdialogを使っているものもありますが、モードレスに表示される画面は全部WSCmainWindowになっています。 続きを読む WideStudio Programming (3-1)
~画面クラスの作り方-1
月別: 2013年3月
WideStudio Programming (3-1)
WideStudio Programming (3)~画面の作り方
文字コード関係の記事が先になりましたが、ここからはWideStudio/MWTによる作り方について、タンゴレンで採った手法を例にして書いていきます。 続きを読む WideStudio Programming (3)~画面の作り方
WideStudio Programming (2-5)~辞書順ソートと検索について
辞書順というのは言語によって違うのですが、タンゴレンで実装されているのは実際にはエスペラント(字上符を除くと英語)風の辞書順です。多くの場合はこれで充分だろうということで、現状では固定的に扱っています。 続きを読む WideStudio Programming (2-5)~辞書順ソートと検索について
WideStudio Programming (2-4)~文字コード変換について
WideStudioのWSCstringにも文字コード変換の機能はあるのですが、タンゴレンではそちらではなく、ICU(International Components for Unicode)のコード変換ライブラリを使っています。ICUを使っているのは辞書順ソートを実現するためです。 続きを読む WideStudio Programming (2-4)~文字コード変換について
WideStudio Programming (2-3)~fstreamもどきのクラス
ワイドキャラクタのファイル名に対応したfstreamもどきのクラス、名付けてalfstream。接頭辞の“al”はAttoCraft Libraryの積もりです。 続きを読む WideStudio Programming (2-3)~fstreamもどきのクラス
WideStudio Programming (2-2)~文字コード変換が必要な場合
画面への文字列の出力に関してはWideStudio/MWTが自動的にやってくれるのであまり考える必要はありませんが、外部環境とのやりとりでコード変換が必要な場面は他にもあります。主に下記の2箇所です。 続きを読む WideStudio Programming (2-2)~文字コード変換が必要な場合
WideStudio Programming (2-1)~文字列型について
WideStudio/MWTにはWSCstring型という独自の文字型クラスが定義されています。WideStudioのAPIを使う際には必須なのですが、あまりこれに依存するようにはしたくなかったので、プログラム中の殆どの文字列はstd::string型でutf-8のmbcs文字列を格納しておき、WideStudio/MWTのライブラリに渡すところでWSCstring型と相互に変換するようにしています。 続きを読む WideStudio Programming (2-1)~文字列型について
WideStudio Programming (2)~文字コードに関する話
あくまで私見ですが、アプリケーションプログラムを作成する際に最初に決めなければならないのは、漢字コードに何を使うか、です。 続きを読む WideStudio Programming (2)~文字コードに関する話
タンゴレン更新情報
「単語連想帳タンゴレン Version1.0」ユーザーマニュアルの
「既知の動作障害と対処法について」(/contents/html/products/tangoren/manual/mZ100_known_errors.html)に下記2件の情報を追加しました。
- shift-jisに無い文字が使われている単語帳をドラッグアンドドロップで開けない
- shift-jisに無い文字が使われている単語帳を開くと、ウィンドウタイトルのファイル名の文字列が一部化ける
何れも次期バージョンでの対応を予定しています。
WideStudio Programming (1-3)~windows.hで困った話
windows.hをインクルードすると、大量のマクロ定義がオマケに付いてきます。記号定数が衝突することは希だし衝突すれば大抵(再defineされたところかenum宣言したところで)コンパイルエラーになるので分かりますが、APIの名前に関してはどんな名前があってどんな風にdefineされているのか分からないし、やっかいなのは、衝突していてもぱっと見わからないことです。 続きを読む WideStudio Programming (1-3)~windows.hで困った話